わが国では製造業を中心に人手不足の状況が続いており、工場等の作業所を持つ企業はそれぞれ人手を確保するためにさまざまな対策を講じています。

そうした対策の中で、効果が高いとして注目を集めているのが、給与の日払いシステムを導入することです。このシステムは、文字通り給与を1日単位で支払うというものです。従業員にしてみれば、今日働いた分の成果をすぐに金銭の形で評価してもらえるので労働意欲が湧きますし、働き始めてすぐに現金を手にできるというのは何より魅力的です。

導入することで、求人に対する応募数のアップも期待できます。この日払いシステムは、いわゆる日雇い雇用とは異なります。日雇い雇用とは1日単位で雇用契約を交わし、通常の従業員とは別個に勤怠管理や給与計算などを行うものです。したがって、このような雇用形態の労働者を増やすと、その分だけ事務の負担も増加します。これに対して、日払いシステムは通常のアルバイトや期間従業員、場合によっては正社員にも適用されます。

したがって、管理業務は通常と何ら変わらず、本人からの申し出があった場合に限り1日単位での支払いを行います。この支払い事務自体も、アウトソーシングすることが可能です。企業側は給与計算に関する基本データを外部事業者に提供するだけで、あとはその事業者が従業員との窓口になり、申し出の受理や支払額の計算、指定口座への振込といった手続きの一切を代行してくれます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *