システムを開発したあとで、要求どおりに動作しているのか調査する術がないときでも、悲観する必要はないのです。

互換性を調べるために高価なOSを買い揃える必要はなく、仮想環境を構築すれば目的を達成させられます。仮想環境を構築する際にかかる費用は、しばしば0に等しいです。持ち合わせのパソコンに専用ソフトをインストールすることによって、仮想環境を構築する準備は整ってしまいます。他に必要なものは、互換性を調べたいOSのISOデータです。このデータを仮想化ソフトに読み込ませると、OSごとのインストール画面が表示されます。あとはシステムに合わせて設定すれば、互換性を調査できるようになるというわけです。

システムの互換性を手軽に調査できる仮想環境ですが、注意するべき点が二つあります。ひとつは、ハードディスクの容量を十分に確保しておくことです。仮想環境のデータは、往々にして大容量だからです。OSそのもののデータが保存されていることはもちろん、仮想化ソフトが読み込めるデータ形式を維持させるために複雑な構造になっています。

その結果、圧縮しても大きな効果を期待できないほどの大容量データが出来上がってしまうというわけです。もうひとつは、セキュリティ対策を万全にしておくことです。公式サポートが受けられなくなったOSの仮想環境を構築できるので、最低でも無料のウイルス対策ソフトをインストールしておかなければ情報漏えい事故が発生しやすくなります。

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